国保料・介護保険料の引き下げを求めた「請願」 継続審議に
堺市立商業高校の存続・発展求めた「請願」を、自公民など与党が否決
政務調査費の「領収書添付・公開条例案」も継続審議に
堺市の「07年度予算」などを決める定例の議会が、3月16日終わりました。
この議会には、高すぎる堺市の「国保料」や「介護保険料」を引き下げてくださいという「請願」や、堺市立商業高校の存続と発展を求めた「請願」などが提出され、議会での審議が注目されていました。
また、今や多くの自治体で常識となろうとしている「政務調査費の収支報告書」への領収書の添付を義務づける条例の改正案(日本共産党などが提案)も議題となっており、議会の見識が問われていました。
国保料・介護保険料の引き下げは
現議員任期中の4月末までに「継続審議」
6万4000筆超す請願署名が力に
請願書が議会に提出された後も、署名が次々と届けられ、議会最終日までに届けられた署名は6万4000筆を超えました。
堺市の国保料や介護保険料は、政令市15市の中で最も高く、「保険料を引き下げてほしい」は、市民とりわけ高齢者の強い願いです。
この間、堺市がおこなってきた多くの福祉施策の切り捨てや削減に何もいわず、むしろ積極的に推進してきた、自・公・民などの与党会派も6万4000人を超える市民の願いを無視できず、今の議員の任期中(4月末まで)に、再度議会を開き審議することとなりました。
日本共産党は、「臨時議会」を開催して審議することを主張し、そのことが確認されたため、継続審議に賛成しました。
何よりも、市民の願いの大きさが市政を動かす力です。「臨時議会」に向け、さらに大きな取り組みをつくっていきましょう。
「堺商」の存続求める請願を
自民・公明・フェニックス民主らと
あたらしい風や美原会などが否決
雨の日も、寒風のなかでも「私たちの学校を無くさないで」と集められた、9万余筆もの署名。
その署名が添えられて提出された「堺商業高校の存続を求める請願」が文教委員会と最終の本会議で審議されました。
去年の7月に、堺市が「教育活性化プラン」と称する計画を発表、その中で、今あ る市立の高校4校(堺商業高校と堺工業高校、それぞれの定時制高校)を統廃合し、再編するというもので、堺商業については、85年の歴史に終止符をうち、廃校にするとしたことからです。
日頃は、青年の将来や、教育についてものをいう自民・公明・民主などの与党会派は、市長が出した堺商の廃校を含む「教育活性化プラン」にはものを言わず、請願に反対を表明、「否決」してしまいました。
請願は否決されましたが 「廃止条例」はまだ出ていません
日本共産党は、最後まで頑張ります
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堺商の卒業生から、文教委員会での共産党議員の質問を聞いて寄せられたメール
(城議員に届いたものです)
文教委員会では非常に残念な結果になってしまいましたが、あなたが私たちの気持ちを精一杯伝えてくださったことで、胸のつかえが全然ちがいます。
悔しいし、「本当に堺商がなくなるんだ」ということが現実になり、寂しさがいっそう増しています。
賛成された、議員さんにはがっかりです。やっぱり市の方針には「イエスマン」なんだと落胆してしまいました。
(後の文は略)
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予算案及び、請願・意見書に対する各会派の態度と結果
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会 派 名
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予算案及び請願2件と「意見書」名
(名称は、いずれも略しています)
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結果 |
日 本 共 産 党 |
公 明 党 |
フ ェ ニ ッ ク ス |
自 民 ・ 市 民 ク ラ ブ |
自 民 党 堺 市 議 団 |
美 原 会 |
あ た ら し い 風 |
プ ロ ジ ェ ク ト 堺 |
一 人 会 派 の 議 員 |
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10 |
16 |
12 |
12 |
3 |
4 |
3 |
3 |
4 |
| 予 算 |
大型開発優先で、市民サービス低下と負担増まねきかねない 07年度予算案 |
可決 |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
| 請 願 |
介護保険料・国保料の引き下げを求める請願の継続審議 |
継続 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
| 堺市立商業高校の廃止に反対する請願 |
否決 |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
○ |
| 意 見
書 |
「がん対策推進基本法」の早期決定を |
可決 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
| 医師不足を解消し、安心できる地域医療体制の確立を |
可決 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
| 公開制度見直しなど、戸籍法の早期改正を |
可決 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
| 「国民投票法案」の採択を強行しないように |
否決 |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
× |
○ |
| ホワイトカラー・エグゼンプションと労働契約法制に反対し、人間らしく働くルールの確立を |
否決 |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
× |
○ |
| パートタイム労働者等の均衡待遇実現を |
否決 |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
× |
○ |
| 公契約における公正な賃金・労働条件の確保を |
否決 |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
| 公務・公共サービスの拡充及び、地方教育行政の尊重を |
否決 |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
| 最低賃金の引き上げを |
否決 |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
| 公的保育の充実と子育て支援の拡充を |
否決 |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
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