report 議会報告
堺市議会速報
2006年10月10日 844号

9月議会特集(6)


芹生議員の代表質問から


堺市7月発表の「教育活性化プラン」に 「堺商」「堺工業」の統廃合

 市立堺商業高校は創立85年、市立堺工業高校は創立100年。それぞれ堺の地場産業や商業の発展に大きく貢献してきました。両校の存在は在校生、卒業生など関係者をはじめ堺市民の誇りです。
 その高校(全日制と定時制の合わせて4校)を統廃合して、ひとつにし、あらたな学校をつくると、今年の7月に「堺市教育活性化プラン」で打ち出しました。突然のことに、PTAや卒業生など関係者や市民から、市と教育委員会に「歴史と伝統がある学校を、なぜ、統廃合するのか」と説明を求める問合せが相次ぎました。


だれも望んでいない内容に
「教育予算削減のためでは」など反対の声次々と

 堺市が発表して間もなく、「堺商を廃校にしないでください」と求めた署名運動がはじまり、「9月議会」には、「堺商を廃校にしないでください」という陳情書とともに、2万3300筆をこえる「反対署名」が提出されました。
 堺市が求めた「堺市教育活性化プラン」についてのパブリックコメント≠ノは異例の1158件の意見が寄せられました。
 その主な内容は、「母校がなくなるのは反対」「商業と工業をあわせた高校は、中途半端では」「廃校は、財政面からの案ではないか」などと、堺商をなくすなと反対の声が大部分でした。
 計画どおり統合された場合、現在両校合わせて今ある11クラスが6クラスに。定時制は5クラスが3クラスに再編されます。
 当然、生徒定員数も減り、入学を希望していても入れない子どもたちが出ることも予測されます。


オンリーワンの堺市にする≠ニいうのなら、
今ある高校は存続させ、さらなる内容の充実を!

 芹生議員は「今ある堺商をつぶしてまで、新しい高校にしなければならないのか」「市長が堺市をオンリーワンの堺市を目指す≠ニいうなら、大阪の南部に一ヵ所しかない市立の商業と工業の高校は、市民の声を聞き教育内容を充実し、それぞれ特色を生かした高校に発展させるべきです」と強く求めました。



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