平成16年度決算審査特別委員会(建設分科会) 11月08日-01号
◆栗駒 委員 おはようございます。日本共産党の栗駒でございます。
きょうは、1つは下水汚泥のコンポスト化事業、これについては5月議会、9月議会でお聞きしてましたけども、これについて、ごく簡単にお聞きしたいということと、もう1つは、市営住宅へのこのPFI手法導入にかかわる問題についてお聞きしたい。時間があれば東西鉄軌道の問題についてもお聞きいたしたいというふうに思っております。
まず、下水道汚泥のコンポスト化事業についてでありますけれども、ごく簡単に幾つか、二、三の点だけ確認をしておきたいと思います。9月の建設委員会におきまして、現在、事業の対象とされておりますのは石津下水処理場の50トンですけども、あとおよそ100トン市内にある汚泥については、今後も対象にしないという答弁があったというふうに思うんですが、この問題について改めてお考えをお聞きしたいと思います。
◎大木 下水道監理課長 ただいまの委員のご質問でございますが、前回の9月議会におきまして、当面、石津だけを考えておるという私の答弁をさせていただきました。また、その後、私どもの局長からは、全く今ゼロじゃなしに、今後、検討もあり得るという答弁をさせていただいたと思います。ただ、今後につきましては、今のところ具体的に近年コンポスト事業を他の処理場で行うという予定は現在はしておりません。以上でございます。
◆栗駒 委員 全国的に下水汚泥をどう処分するかということで、焼却以外にも建設資材にリサイクルしたり、いろいろございますけれども、コンポスト化事業も全国各地で取り組まれておりまして、そのコンポストの需要の問題もあるんだと思うんですね。以前、これは建設委員会の視察でしたか、北海道札幌にも伺ったときにも、このコンポストの需要についても、いろいろお話を聞いてみまして、難しい部分についても聞いてきました。
そういう点ではね、これをさらに拡大して、果たしてこの事業がうまいこといくかどうかというふうなね、こういうふうな本市の下水道のこの事業の根幹にかかわることになっては大変ですので、そういう点ではですね、今後もあり得るというふうにね、あと局長のある可能性についても、お話しなさったということで、今、課長ね、ご答弁あったけれども、しかし、当面はないと。私、もちろん今後の問題ですからね、可能性の問題なんだってあるんだと思うんだけども、しかし、当面はないと、これはもう当面もうないということで、その前提で進んでいくべきだと、いろんな施策を進めていく場合ね、そう思うんだけど、どうですか。
◎大木 下水道監理課長 ただいまの委員のご指摘のとおり、当面はコンポスト事業というのは考えずに、今現在は、大阪府さんに委託いたしまして、忠岡町の方のスラッジセンターで焼却していただいております。ただ、これも焼却というのもCO2等いろいろな問題もございます。堺市といたしまして、その中でコンポスト事業というのも一つの手法として選ばせていただいたわけですが、今後、私どもといたしましても、コンポスト、焼却以外の汚泥の有効利用という方面につきまして、リスクについて1つの事業、2つの事業だけじゃなく、多種の事業にわたってリスクの分散をしていきたいというふうに思ってますので、今後とも汚泥処分につきましては、コンポスト、焼却以外、今現在セメント化とかアスファルトに入れるとか、いろんな事業も研究されております。そのような分も含めまして多種にわたって汚泥処理を考えていきたいと思っております。以上でございます。
◆栗駒 委員 このコンポスト化事業にこだわらずにね、いろいろ考えていただきたいというふうに思います。当面ないということですけども、今回このコンポスト化事業の契約にあたって、PFIもどきといいましょうかね、こういうふうなお話もございました、プロポーザル方式とかね。こういう一つね、契約方式は、契約にあたっての疑念を生みやすいというのが一般的にね、これは国も言ってることでございまして、そういう点で私はこれまでの質問の中でもですね、契約の経過の透明性が特に求められるということも主張してきました。
この事業委託をする場合、その提案をしてもらうその内容の評価についてですね、各項目の配点についても公表して提案を募集する方がね、ベターであると、そういう契約方式の場合ね、透明性を図るという点ではね。そういったことも言ってきたんですけども、この点でね、この提案内容評価をする表のこの配点ですね、各項目の配点、これについて、これを今後ね、これをもう公表するべきだというふうに考えますが、どうでしょうか。
◎大木 下水道監理課長 ただいま委員おっしゃいましたように、公表につきましては当初我々は、別の処理場でのコンポスト事業、同じような事業を考えておりましたので、中身を見せたくないということで、非公開という形で進めてまいりました。ただ、情勢も変わりまして、今申し上げましたように、今すぐに次のコンポスト事業というのは今考えない状況にありますので、将来もし考えるとしたら、そのときはそのときで社会情勢、また技術も変わっておると思いますので、そのときに配点内容、審査項目をまた再考すればいいんかなということで、今回のコンポスト事業につきましては、評価項目、評価基準、また配点の案分、それにつきましては、請求があれば、こちらの方も出すつもりでおります。
ですから、前回から公表は控えると言うてましたが、当面コンポスト事業、今のところありませんので、請求があれば今申し上げましたように、項目と評価基準と、あと配点、それとまた合計点の請求がありましたら、当該業者さんの点数及びあと1位のところの点数、そこまでは公表していきたいというふうに思っております。以上でございます。
◆栗駒 委員 評価結果の点についても触れられました。合計点1位のところ、合計点あるいは1位のところについても公表する、こういうことです。で、コンポスト化事業が今後ないということで、今回の契約を進める場合にあたっての、この評価基準であるとか配点についてですね、求められれば公表していくということですけども、それは当然だと思うんですね。
ただ、今後こういった契約方式をとる場合はね、先ほど言いましたように、やっぱりね、あらかじめね、こういう問題についてはこういう基準が必要だと、それについては市としては、こういうところを重視するという点でこういう配点だということを当然ね、これは公表した上でね、募集をするという方がね、本来私はいいと思いますので、そのことは聞きませんけれども、求めておきたいというふうに思います。
今、この事業は進んでますけども、実際始まるのはいつごろになりますか。
◎大木 下水道監理課長 ただいまコンポスト事業の受託者によります機械設備の設置、電気設備の設置は終わっておりまして、堺市発注のコンポストをするための発酵槽の建屋、その建築工事を現在進めておるところでございまして、それが大体2月ぐらい、3月の初めには終わるような予定になっております。その時点からすぐ試運転を始めまして、本格的な運転につきましては、4月1日を今現在予定しております。以上でございます。
◆栗駒 委員 4月1日から始まる予定だということですけれども、この事業の運営についてですね、その受託した事業者が本当に安定的にこの事業を、これを運営をしていくことができるのかということは、非常に大事な問題です。この点で、市はですね、このことについて今後どういう態度で市としての管理責任を果たされていこうとしてるのか、お考えをお聞きしたいと思います。
◎大木 下水道監理課長 ただいまの委員のご質問でございますが、4月1日本格運転を今予定しておりますが、それ以降につきましては、定期的に毎月1回のモニタリング等でチェックをしていく予定でございます。また、この件につきましては、監査請求もございまして、監査委員の方からは今回の事務手続は違法、不当でないという結果をいただいておりますが、監査委員さんの方からはこの結果に添える意見として、受託事業者の経営状況について今後とも安定的に絶えず配慮しなさいというご指摘もいただいております。
それに基づきまして、私どもの方も技術的なモニタリング、それは毎日、また毎月、年1回、そういうモニタリング、定期的なモニタリングは当然行いますが、監査委員の意見にも沿うように、今のところ半期に一度の、受託者の半期に一度の公認会計士さんのチェック後の決算書を見せていただくと、そういう中で経営状況を市としても把握していくというふうに考えております。以上でございます。
◆栗駒 委員 これまで質問をしてきた中でね、この事業者を決定する際の評価として、参加資格を検討するときの審査なんかが応募グループ、さらにはそれに加えて協力会社も含めてね、そして評価をしながら、実際契約をしてしまえば、その応募のグループさえですね、その事業を安定的に運営していくための協力する保証が契約上全くないということについて、私は指摘いたしまして、その点をお認めになりました。
その点からのですね、この事業の安定運営をしなければ、堺の下水道事業は大変でありますから、この事業を進めていく際に、この事業者が進めていくときにね、堺市がこの事業者の運営について厳しく管理していくということは本当に必要だと思いますのでね、今いろいろお聞かせいただきましたんで、ぜひしっかりやっていただきたい、このことを求めておきます。以上でこの下水道汚泥コンポスト化事業については終わります。
|