|
奈良谷議員 若者の雇用問題とり上げる
高卒者(進学者除く)の半数以上が無職
若者の将来と希望を暗くする雇用問題
増える不安定なフリーターやアルバイト
夢と希望をもって高校を卒業した若者が、5月1日時点で定職に付けず無職という状況がここ数年、堺の高卒者で進学しなかった人たちの半数を超えています。(平成15年の統計で見ると、進学者除く卒業者の人数は1802人、うち就職できた人は862人、5月1日時点で無職という人が940人、その率は52・2%となっています。女子の場合は6割を超えています)
こうした状況は、平成12年(2000年)から急に高まり、平成13年からは高卒者の5割を超えました。
こうした問題は、堺に特有の問題ではなく全国的な重大な問題となっています。
若い世代の失業率は高く、24歳以下では2人に1人が派遣やパート、契約労働など不安定、低賃金の非正規社員となっています。
ニートといわれる人たちも50万人から60万人を超えています。
「人間らしく働きたい」の
願いに応え、共産党が緊急提案を発表
日本共産党は、深刻な青年の雇用問題を解決するために、青年の願いである「人間らしく働きたい」に応え「若者に安定した仕事を」実現する緊急要求を提案しました。
この問題については、国会でも地方議会でも再三とり上げその解決を求めてきました。(「緊急要求」は10月25日「赤旗」に掲載)
堺市では、若者の就職支援で
堺東に「ヤングJOBスティーション」開設
4ヶ月で2000人が利用、93人が就職
奈良谷議員は、以上の状況をふまえて、堺市の若者に対する就職支援の取り組みについて質問しました。
堺市当局も「フリーターやニートといわれる若者が増えている現状」を認識し、若者の就職問題に力を入れていることについて次のように答えました。
就職は、若者の将来を左右する重要課題
その窓口として「ステーション」を設置
堺市は、本年6月21日、若者が集まりやすい、堺東の市役所向かいのビルの2階に「ヤングJOBステーション」を開設しました。(大阪府、大阪労働協会と共同で)
開設から4ヶ月、2000人を超す若者が来場しさまざまな相談や紹介をとうして93人が新たに就職しました。
「ステーション」の事業も若者の要望に応えられるよう改善・充実され、ハローワークさかいや堺市就労支援協会などと共催で「合同就職面接会」なども取り組まれています。
「ステーション」の事業は、窓口での対応にとどまらず、学校などに出向いてのセミナーなどの開催もおこなっています。
「ステーション」でニートの対応も
本人と家族が安心して相談できる窓口に
ニートの対応では、カウンセリングが中心ですが、府が10月に開設した「OSAKAしごと館」のニートサポートクラブとも連携し、カウンセリングの充実を図りながら問題の解決にあたっています。
奈良谷議員が要望
「人間らしく働きたい」の願いに応え
「ステーション」の事業をさらに充実させ
安心して働き続けられる環境づくりをと
奈良谷議員は最後に「次代を担う若者の自立を支援することは、社会全体の責任です」と話し、特に国や自治体は、「安定した仕事がほしい∞人間らしく働きつづけたい≠ニいう若者の思いを受けとめ、働く機会をつくり、支援していくことが大事です」と述べるとともに、若者の期待に応えるためにも、堺市がはじめた「ステーション」事業をさらに充実させるよう求めました。
堺市当局は、今後さらに「ステーション」の必要性と役割がが高まるであろうとし、「適切な職業選択の促進を図るとともに、関係機関との連携の強め、就職に結びつく効果的な事業を進めていきたい」と答えました。
|
ヤングJOBステーション (紹介)
「ステーション」は、15才から34才までの若年者を対象に、適切な職業選択や職業意識の醸成を図り、就職に向けた支援をワンストップ的におこなう施設です。
「ステーション」では、専門のカウンセラーが就職のための準備や職業適性診断、応募書類の書き方、面接対策などに親切に応じてもらえます。
また、職種別の基礎スキルの習得や講座、セミナーなども開催されており、個別の相談では「やりたいことの見つけ方」「自分に合った会社の見つけ方」などもその中に入っています。
ヤングJOB「職場見学会」もされており、工場見学・職場見学をとおして、やりたい仕事を見つけるきっかけにもなっています。
学校や、青年の団体などから「講師」の派遣要請があればそれにも応じるとしています。
●「ステーション」の場所
南海堺東さかい市役所向かいの博愛ビル2階
●開館時間は火〜土の11時〜19時
●問合せ・連絡は
電話 238-4600 FAX 238-4605
|
|
|