report 議会報告
堺市議会速報
2004年9月10日 783号

いぬい議員が代表質問(1)



 9月9日、乾恵美子議員が日本共産党を代表して代表質問(大綱質疑)をおこないました。 乾議員が取り上げた項目は次の8点です。 (1)憲法第9条と平和について(2)「三位一体改革」について(3)各種医療費助成制度について(4)次世代育成支援行動計画について(5)児童館について(6)百舌鳥養護学校の過密問題について(7)介護保険の見直し問題について(8)市街地再開発事業についての8つ。 この号より、順次質問と答弁の要旨を紹介していきます。(くわしく知りたい方は、議員団事務局まで問い合わせください)

憲法9条は日本の宝
古くなったどころか、ますます輝きが

 乾議員は、まず最初に、憲法9条と平和の問題について市長の見解をただし、市長として国に憲法9条を守ること、憲法9条を生かした平和外交をすすめるよう求めることを要望しました。

 今年の5月3日、日本国民は憲法記念日を戦後初めて、日本の自衛隊がイラクに派遣されているという重大な事態の中でむかえました。
 そればかりか今、日本の一部勢力により「戦争はしない、軍隊はもたない」と決めた憲法9条を憲法の中から取り除いてしまおうといういう改悪の動きが強まっています。
 そうした動きをする人たちは「現憲法はアメリカから押し付けられたものだ」「憲法9条は古くなった。時代遅れだ」などと主張しています。はたしてそうでしょうか。
 乾議員は、市長に「憲法を貫く基本精神」「9条制定の歴史的経緯」「9条が日本とアジアや世界の中で果たしてきた(果たしている)役割」「今日的な国際的意義」についての市長の見解をただすとともに、改憲論者の主張についても市長の考えをただしました。

 これに対し市長は、「現憲法は第2次世界大戦からの反省が原点」「9条は、平和主義の大きな柱として世界に認知され、わが国は平和国家として国際的信頼を築き、今日まで発展」してきたと答えつつも、「憲法改正の動きにつきましては、現在さまざまな議論がされていることは承知していますが、国権の最高機関である国会で判断され、憲法の担い手である国民の総意をもって決定されるべきと考えます」と、地方自治体の長としての自らの意見の表明をさけました。

 乾議員は、憲法制定の過程や国連憲章と憲法9条の関係、9条があったからこそ自衛隊はつくられたが他国の国民をただの1人も殺さず、自衛隊からも戦死者をだしていないこと。武器輸出の禁止や、非核3原則の堅持、徴兵制をひくことなく今日まできていることなどを説明し、9条を取り除く動きは、それらの「歯止め」をなくすことと指摘しました。また、9条は時代遅れどころか、「戦争のない世界をつくるためにも」「平和の国際秩序をつくるためにも」日本の憲法9条から学ぼうとの運動が世界中で広がっていることを堺市議会の本会議で強調しました。








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