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医療制度の改悪に反対する意見書
3月1日、政府は空前の国民負担増をもりこんだ医療制度の大改悪法案を国会に提案した。その内容は、(1)サラリーマン本人の通院・入院時窓口負担と家族の入院時窓口負担を3割に引き上げること、(2)70歳未満の被用者保険の退職者本人と家族の入院時負担を3割に引き上げること、(3)約8,000万人の労働者と家族が加入するすべての医療保険の保険料を総報酬制にして負担を増やすこと、(4)3,700万人が加入する政府管掌の健康保険の保険料を総報酬の現在の7.5%から8.2%に値上げし、全体で約6,000億円の負担増を求めること、(5)70歳以上の窓口負担を現行の定額制を取り払い1割に、所得によっては2割に引き上げ、高額医療制度についても申請による払い戻し方式に変えること、(6)6ヶ月を超える入院を社会的入院とみなして、患者にあらたに月4万円から5万円の負担増をかぶせること、(7)診療報酬を大幅に引き下げること、などである。
このような改悪案が実施されれば、国民の生活を大きく圧迫し、安心して医療を受けることができなくなる。また一層の受診抑制が進み、病気の重症化を招き、結果として総医療費の増大を招くことになる。
国民の医療を受ける権利を守り、医療制度を守るためには、(1)削られた医療保険への国庫負担割合を計画的に元に戻すこと、(2)欧米諸国と比べて2倍から4倍も高い薬価そのものを引き下げること、(3)国、自治体をあげて、病気の早期発見と早期治療を保障する態勢を確立すること、以上の3つの抜本的な改革が必要である。
よって本市議会は政府に対して、今回の提案を撤回し、国民の立場にたった抜本的な改革に取り組むよう強く求めるものである。
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