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昨年の衆議院選挙以来、決算委員会、12月議会、知事選挙、予算委員会、3月議会、合併問題と実に目まぐるしい日々が過ぎ、新庁舎への移転も済みましたところで、やっと気分的に落ち着きましたので、「私の部屋」に投稿させていただきます。
「私の部屋へ、ちゃんと書き込みせんかい!」と、市民のみなさんからお叱りを受けながら、いっこうに活用できていません。 本当は、忙しいときにこそ市民のみなさんに時々の課題や問題などについての自らの意思や感想をお伝えすべきなんですが、ついつい忙しさを理由にかまけてきたことを反省しています。
さて、前置きが長くなりましたが、最近わたしは「憲法」に対する政治家の姿勢というものが、日本ほど不誠実な国はないなと、つくづく感じているところです。
憲法を誠実にまっすぐ読めば、やってはならないことばかりを、それこそ小泉内閣は基本的人権や生存権、平和の問題など、憲法の精神を踏みにじり、条文を無視し、あるいは解釈を捻じ曲げて、ズタズタにしている。 そして、財界の都合や利潤追求を擁護するための政治は実に誠実に進めている、そんなふうに強く感じます。
いま国会で審議中の、年金制度改悪もそのひとつですが、あわせて平和の問題。
そもそも戦争の大儀そのものが無いのに、ブッシュに追従し、イラクへ自衛隊を派兵。 「国益を守る」の国益とは、どんな国益を言うんでしょうか?「国際貢献」だと言うものの、ほんとうに国際貢献になるんでしょうか? 平和憲法の精神に沿って誠実に行動することこそ、「国益を守り」「国際貢献を図れる」と、わたしは確信しています。
ところで憲法ですが、もっと憲法に慣れ親しもうと、方言語で表現することが話題になっているようです。 そこで、落語をやっていたわたしとしても、『ぜひ自分なりに九条を大阪弁で表現してみたい』と思い、書いてみました。 もし、気に入っていただけましたら、何かで活用してください。
憲法九条(大阪弁編)
一、
そもそも、わてら日本の国民はでんな、あの太平洋戦争でむごたらしい、えげつない経験をしましたやろ。 そやさかい、ほんまもんの正義とか秩序ちゅうもんを物差しにした、暴力に頼らん世界の平和を、まじめに真剣に手に入れたいと、心の底から望むようになりましたんや。
まっ、そういう訳でっさかいに、かりに世界でいろんなもめ事ができて、
日本が巻き込まれそうになったとしても、そやからっちゅうて、お上が権力を振りかざして強引に戦争を始めるとか、豪そうに武力で外国を脅すとか、あるいはほんまに『武力を使う』とかいうような物騒なことは、今後いっさい『させんようにしなあきまへんな』と、みんなできっぱり誓い合いましたんや。
二、 しかし肝心なことはでんな、この誓いを、ほんまにどうやって末永うにみんなで守っていくか、ちゅう問題ですわ。
さぁ、その為にはでっせ、陸軍・海軍・空軍なんかの軍隊とか、戦力ちゅうもんは、いっさい持たんときまひょ、ほんで、国と国との争いについては、攻めてこられてもいいへんのに、勝手に戦争を始める権利は認めまへんで、まずはしっかり外交努力をして、平和的に解決できるようにしまひょなと、こんなふうにきっぱり決めたんでおます。
(あとがき・九条を読んで、あらためての感想)
まっ、しかし戦後の日本の国民は、ほんまええこと決めはりましたなぁ。
世界に胸を張れる、こんなりっぱな憲法はちょっとおまへんでぇ。 そやのに、
イラクへの自衛隊派兵やなんて、とんでもない話ですわ。 憲法違反もええとこだっせぇ。 そんでもやっぱり、日本に戦争協力させたいアメリカと、『国益や権益』を振りかざす財界や、戦争好きの政治家にとっては、九条は『目の上のタンコブ』なんでっしゃろな。 そやさかい、九条を廃止しとうて、しとうて仕様がないみたいでっせぇ。 こんな連中の企てに負けたらあきまへん。
たくさんの戦争犠牲者を出した反省の上にたって、平和の願いを込めて創られた憲法でっさかいに、こんな攻撃に負けやんと、末永うみんなで大事に守っていきまひょな。 ほんで、この精神を世界に広げ、戦争も暴力もない平和な世の中をつくっていきまひょな。 へぇ、そうしまひょ、そうしまひょ。
[2004.4.19]
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