myroom myroom

こんにちは!石本京子です

2008年3月

 沈丁花の香りが、ただよってくる季節。
 暖かい日ざしときりっと冷たい風の季節です。

ご卒業おめでとうございます

 3月18日は小学校の卒業式でした。かつての勤務校にいってまいりました。
 今年の卒業生は、1・2年生で担任した子ども達でした。総数123人の1年生でしたが、障害児学級在席児4人を含んでいたため、3学級のスタートでした。
 1組も2組も3組も41人の在籍でした。教室満杯で、入学式を終え、教室に入りました。ところが保護者が教室に入ることができません。子ども達の机がびっしりつまっていて、保護者が立つスペースが、全くありませんでした。
 教室が狭かった。ランドセルや手提げ、算数セットや絵の具、体操服・・・。使い方の説明、出し入れや、後始末・・・思い出しても全身から汗が吹き出す思いです。給食時間も大変でした。熱いお汁をこぼしてやけどが3件発生しました。途中転入があり、もうがまんも限界と、10月1日付けで1クラス増。抵抗勢力もありましたが、なんといっても9割をこす保護者の思いは強かったのです。一気に32人になった教室の広かったこと、全員がきちんとすわって前を向いた子ども達のかわいい笑顔を決して忘れません。
 立派に成長したこども達の卒業式。こんなにうれしいことはありませんでした。「よくがんばったね。えらかったね。」ひとりひとりに声をかけたかったです。みんなの笑顔にどれだけ励まされたことでしょう。ありがとう。
 ご卒業おめでとう!!
 少人数学級とよりよい教育条件実現のためにがんばります。


3月20日・・・アメリカのイラク攻撃5周年の日でした。

jimnet

日本イラク医療支援ネットワークのパンフ

 イラク派兵差止裁判をすすめる会や、イラクの子どもを支援するいくつかの団体が主催する集会がエル大阪でもたれました。ガンや白血病で苦しむ子どもたちの悲惨な様子が現地からの生々しい写真で報告されました。アメリカ軍の使う劣化ウラン弾の影響は5年ぐらい後に大きくでてくるといいます。小さなこどもたちは、より大きな被害を受けるのです。
 2003年の3月20日。世界中の人々の「戦争ノー」の声に背を向けてアメリカは武力攻撃を開始しました。

・大量破壊兵器が隠されている。
・テロを根絶する
・イラクに自由と平和をもたらす

を理由としました。けれど現実には大量破壊兵器の情報そのものがデマだったとアメリカ自身が発表しました。そして、テロ集団アルカイダとイラクのフセイン元大統領の関係が無かったことも認めました。5年経った今、イラクは平和や自由とは大きくかけはなれた混乱の中にあります。難民の数は3万人を超えて世界1の多さです。400万人が飢えていると新聞で報じられています。
 この戦争のイラクの犠牲者は100万人とも言われています。このような悲劇を作り出したブッシュ大統領をはじめアメリカ政府を許すことはできません。
 そしてもっと情けないことは、日本の政府がアメリカを支援していることです。サマワに派兵された陸上自衛隊は撤収したものの航空自衛隊が実質アメリカの輸送部隊として活動しています。インド洋上では燃料補給もしています。このようなアメリカ支援に私達の貴重な税金が使われている。
 イラクの人々を苦しめている。1日も早くやめさせなければならないと改めて思いを強くしました。府知事候補としてがんばった梅田章二さんの講演もありました。憲法9条世界会議や平和を守る運動、憲法9条の運動をさらにの決意と希望が広がりました。
 かつての仲間との出会いもあり感慨深い1日となりました。

 日本のこども、イラクのこども、アメリカのこども。どの国に生まれても子ども達は大切に育てられなければなりません。
 世界中で戦争を知らずに育った。身近で、戦争に行って命を無くした人がいなかったのは日本の子ども達だけではないでしょうか。だから日本国憲法第9条だけは、なんとしても守らなければなりません。この地上から1日も早く戦争をなくしたい。こどもたちが未来に夢と希望をもって大きく育ってほしい。心からそれを願います。


 3月29日堺市民会館で、

“I LOVE 9条”―このみちをゆこうよー

 「9条の会」呼びかけ人・澤地久枝さんの講演会がありました。
 1200人の参加で大成功でした。オープニングは、金子みすずの詩4編に地元の作曲家石若雅也氏の曲がつけられ、ご本人のタクトでの合唱でした。美しいメロディと歌声が金子みすずの世界を再現していました。
 力強い澤地久枝さんのお話に励まされました。

前ページ 目次


こんにちは!石本京子です

2008年2月

 今日2月19日日本共産党市会議員団は「平成20年度当初予算案の概要」について説明を受けました。
全会計の予算規模は、6162億円で対前年度当初比は−255億円(−0.4%),対前年度現計比−536億円(−8.0%)です。ただし一般会計は、3087億円対前年度89億円増(+3.0%)対前年度現計比(+2.8%)です。副市長は「より積極的な予算」とおっしゃいました。が、予算が計上された市の施策については、いろいろ疑問や意見がありますが本日は「説明会」ということで、後日大綱質疑や一般質問で質すことになります。

朗報です!
ついに白鷺駅にエレベーターがつきま〜す。

 鉄道駅舎バリアフリー化事業<都市計画部>から4億6179万9千円の「鉄道事業者が行う駅舎のバリアフリー化整備事業に対する助成」として予算案がだされました。其の対象についに白鷺駅が入りました!
一昨年11月、昨年2月と二度にわたって行った「白鷺駅にエレベーターを」の陳情。1500筆をこえた署名。がついに実を結びます。
「阪神の優勝と同じや。生きてるうちに実現するやろか…?」と言われた方もいらっしゃいました。もうすぐですよ。楽しみにまちましょう。
今回対象となる駅は次のとおりです。

JR阪和線
地下鉄御堂筋線
南海高野線

三国ヶ丘駅、上野芝駅、津久野駅
北花田駅
白鷺駅、萩原天神駅

 「駅舎のバリアフリー化にあわせて周辺の歩道等を改良することにより、高齢者や身体障害者等にとっても安全で快適な歩行空間を創出」と言うことで出されています。

歩道段差切り下げ;53ヶ所
歩道設置・交差点改良ほか

 安全安心の町は、みんなの願いです。実現をめざしましょう。


前ページ 目次


こんにちは!石本京子です

2008年2月

 みなさま大阪府知事選挙お疲れ様でした。
結果は残念でしたが、梅田候補は本当に健闘されたと思います。
 明るい会のアンケートに回答を寄せられた2万3千人の意見をもとに作成されたマニフェストは他候補を大きく引き離す抜群のものでした。国保料や介護保険料など社会保障の負担を軽くしてほしい等、梅田さんも言われていたようにまさに「800万府民の願い」でした。梅田候補にいただいた51万余の思いを決して無にすることなくこれからもその実現をめざそうではありませんか。
 秋には総選挙があるかもしれません。
政治が変われば暮らしがかわる。がんばりましょう。

本当にこわい交通事故!安心して利用できる生活道路の整備を!

 2月1日午前8時50分ごろ堺市北区金岡町の府道交差点で、交通事故がありました。被害者は64歳の女性。「左折の散水車に巻き込まれ全身を強く打って死亡」(2月2日朝日)
 この方は、私の長男の保育所時代に、いっしょに保育所の保護者会活動をした方でした。明るく元気で、おしゃべり好き。自転車で走り回る典型的な大阪のおばちゃんでした。お通夜に行かせてもらいましたが、成人された息子さんをはじめ家族の皆さんの悲しみの姿は涙をさそいました。人一人の命の重さ、かけがえのなさをあらためて思い知りました。本当にこわい交通事故です。堺市の府道は狭く歩道の整備がほとんどなされていません。ご冥福をお祈りするとともに安心して利用できる道路の整備、歩道の整備を心から望みます。

子ども達の通学路も危険がいっぱい!

 金岡南小学校に通う、白鷺スカイハイツの子ども達は、堺富田林線を3度横断します。歩道の整備がとぎれとぎれになっているからです。事故が起きないことを祈るばかりです。が、一部改善の工事が始まっています。集団登校のこどもたちを見守るボランティアの皆さん本当にお世話様です。

 西百舌鳥小学校に通う子ども達の通学路である「府道大阪高石線」歩道 道路が狭く(白線の外側を歩くのです)歩行者と車を分けるガードがありません。
朝の通勤・通学時には車の通行も多く、対向車があると本当に危険です。
なんとか歩道を確保できないものでしょうか。
 地域や学校からも危険が指摘されています。道路に隣接するのは府立聾学校への道です。府の所有地です。子ども達の安全のために土地の提供は受けられないのでしょうか。歩行者の安全は何より優先すべきではないでしょうか。
 道路整備課や土木課の方からお話を聞きました。行政上あるいは制度上に問題があるために道路拡張は困難ということでした。しかし、命に関わる重大事です。1日も早い歩道整備実現に努力したいと思っています。

道路特定財源問題は?

 政府が国会に提出した租税特別措置法改定案は、ガソリン税などの暫定税率を10年間延長することを盛り込んでいます。
 2月3日のNHK「日曜討論」に日本共産党の小池晃政策委員長が出席しました。公明党出席者の「地方への影響を考え、暫定税率を維持・・」の発言に対し、
「道路にも使えるし、暮らしのためにも使える一般財源にすべき」
「暫定税率は無駄な道路作りを支えるしくみになっており、やめるべき」
「暫定税率を維持しようとする大本には10年間で59兆円を使い切る『中期計画』がある・・総額先にありきでなく、本当に必要な道路を吟味し、ひとつひとつ積み上げていくやり方にかえるべき」と主張しました。
 さらにこの特定財源のうち通学路の歩道整備は4%。バリアーフリー化には2%しか使われていないこと。半分近くが高速道路建設であることを明らかにしました。
 長崎県佐世保市では、この特定財源の28億円が米軍住宅に使われていることもわかって市民の大きな怒りを呼んでいます。
 私達が納入する貴重な税金は、私達の命とくらしに使われてこそ活きるというものです。一部大企業や米軍にばかり使われてはたまりません。
 政治が変われば暮らしが変わる。政治を変えようではありませんか。

梅のイラスト

前ページ 目次


こんにちは!石本京子です

2007年12月

月日のたつのは早いものです。今年も余すところわずかになりました。
4月にみなさまの大きなご支援で、堺市議会に送っていただきました。
なにもかも初体験でしたが、無我夢中の9ヶ月でした。
12月3日に始まった12月議会も20日をもって閉会となりました。
今年最後の議会での日本共産党市議団活動の1部をご報告させていただきます。

行財政運営について

 堺市の財政状況は決して悪くはありません。
 経済収支比率は93%強。収入が支出を上回るということです。
 一般会計の1人あたり市債残高(借金)は、33万1200円。
 大阪市は108万5200円。比べると3分の1です。
 全国の政令都市の16番目です。
 これは、他の政令都市が大規模開発を競うかのように行って借金を増やしてきたのに比べ、堺市は臨海部開発や新都心計画が進められなかったこと。また、中核市を経る中で政令市に必要な建設事業(区役所、図書館など)が基本的に終了していたことの結果です。だからと言って大規模開発に多額の税金をつぎこんで借金を増やす必要は全くありません。今後の建設事業は福祉優先、市民の生活密着型へと財政運営を行うべきです。
 堺市の国民健康保険料、介護保険料、上下水道料金は、なぜ高いか。それは、他の政令都市で行っている一般会計からの繰り入れを行わないからです。
 市長は、行財政改革の断行で市財政は健全化に向かったと言われます。しかし、公立保育所の民営化や学校給食の民間委託公共料金の引き上げ、障害者給付金・難病患者見舞金制度の廃止など市民に多くの負担や痛みを押し付けてのことです。さらに今、公立幼稚園の廃止まで打ち出しています。
 財政状況が厳しいと市民に負担をおしつけ、一方では市財政が健全化に向かっていると大規模開発に税金をつぎ込もうとする。日本共産党はこのような市の姿勢は改めよと数字を示して強く迫りました。

現在の府政に不満足は約8割。
要求の第1は、国民健康保険や介護保険の負担を軽くしてほしいというものです。

みんなの力で実現しましょう。

学力テストと教育条件の改善

 10月24日に発表された全国一斉学力テストの結果について、教育委員会は「検証改善委員会をたちあげて、P(プラン)D(実践)C(チェック)A(アクション)サイクルの推進に努める・・」と言ってます。

 ●国語も算数も「知識」を使ったものはいいが、「活用」や記述式の回答は苦手。
 (これは、わかりきったあたりまえのこと!)
 ●朝食を毎日食べるこども、家族と会話をよくするこども、持ち物を確認するこどもは正答率がいい!
 (これだって、あたりまえ!)

 こんなことの調査に77億円を使った(!?)のです。
 おまけに、4月のテストの結果が10月末に出ても学校現場では何の役にも立ちません。順位をつけられて、教育に、序列と競争が持ち込まれるだけです。学習は点数を競うものではなく、ひとりひとりが学ぶことそのものに価値があるのです。
 学校現場には、不登校やいじめなど学力以外にも様々な問題があります。テストで競争させるのではなく、子ども達一人一人に向き合うことができるよう教職員を増やすこと。こどもたちがお互いに心通わすことが必要です。
 教育条件を改善しなければなりません。教育予算増やすべきです。
 OECD(経済協力開発機構)が行ったPISAで、第1位のフィンランドでは、「学級規模は小さく、保護者の経済的負担も少ない」ということです。
 日本の教育予算OECDの中では下から2番目の低さです。
 こどもたちが安心して学習できる、環境をつくることがどれだけ大切なことかあらためて証明したものです。
 小学校の少人数学級を実現しましょう。
 こどもたちの医療費の助成制度拡大しましょう。
 子育て真っ最中のお父さん、お母さんが安心して子育てができる賃金・労働時間の短縮などを実現させましょう。
 学校現場には、不登校やいじめなど様様な問題があります。また、特別支援教育についても必要なてだては遅れています。毎年77億円もの税金を使って全国一斉学力テストをするよりこうした教育条件の改善にこそ使うべきです。
 全国一斉テストは中止。未来をになうこどもたちに、豊かな教育を実現しましょう。

 どうぞ日本共産党へのご支持ご支援、来年もよろしくお願いいたします。
 それでは、みなさまおそろいで、良いお年をお迎えください。

11月の市政報告会で後期高齢者医療制度の学習会を行いました。その後反対署名が300あまり集まりました。ご協力ありがとうございました。



暗い夜道も安全に!

カーブミラー

地域の皆さんの、強い願いでありました。「暗い夜でも安心して歩けるように」街灯が実現しました。よかったです。
交通事故のおきる四つ角のカーブミラー。(赤畑町)
阪和線沿いの路肩の溝のふたは、まだ半分です。が、来年度予算で残りができます。(本町、東上野芝)
誰もが安心して生活できる町にするため、これからもがんばります。

公立幼稚園の存続を

 23万筆の署名に寄せられた市民のみなさんの声は、さすがに大きな力です。
 市内11園の公立幼稚園の9園を廃園にという、堺市の「行財政改革計画」です。
 堺の100年の歴史を持つ幼稚園教育を途絶えさせ、地域の子育て、幼児教育の拠点をなくすものです。さらに生活に困難を抱える子育て世帯にとって、私立と比べて半分以下の保育料の公立幼稚園の存在は大切です。
 また、現実に病気や障害を持つ子ども達にとっては、幼児教育保障の場となっています。経済効率より子ども達の教育を受ける権利、健やかな成長を優先させなければなりません。
 12月25日に「堺市幼児教育基本方針」が発表されました。

 1.すべての幼児を対象とした幼児教育
 2.幼稚園・保育所(園)の相互連携
 3.幼児が育つあらゆる場での心の教育
 4.義務教育につながる幼児教育
 5.子どもと保護者・地域がともに育つ「横にひろがる教育」

をめざして、充実させるための施策を3つあげています。

「3.幼児教育の再構築」として、
「・・・基本方針の趣旨に・・理解を得たうえで・・幼稚園が立地する区域・地域のニーズ・・を踏まえ・・条件のととのったところから順次廃止・・」

となっています。市民の声がいったいどこに反映しているのでしょう。
 市が「めざすもの」と「市立幼稚園廃止」はなぜつながるのでしょう。
 納得できません。堺市は「今後も少子化はすすむ」ことを前提としています。
 少子化をストップさせ、安心して子育てのできる町が私達の願いです。公立幼稚園の存続のため力をあわせてがんばりましょう。

 では、来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

前ページ 目次


こんにちは!石本京子です

2007年11月

お久しぶりでございます。ついこの間まで、いったい、いつになったら涼しくなるのかと心配していましたが、いつのまにか、冬。朝夕はめっきり寒くなりました。木々の紅葉がひときわ鮮やかに目に映ります。
さてこの間私も、いろいろと、忙しくしておりました。
其の1部だけですが、ご報告いたします。

消防議会視察

 消防議会の視察で東京へ行ってまいりました。
 高石市の方もいっしょで総勢20人を超える参加でした。
 救急救命士の、投薬など医療行為もふくむ救急活動の様子を見学しました。救急救命士養成の全国で2ヶ所の学校の一つだそうで、堺からも学生や講師として派遣されていました。建物の外も、学生の寝起きする個室もなかなか良く整備されていました。
 次の日は、探査ロボットや装甲車など最新の機器を使った消火、救援活動と、“♯7119”救急トリジアーニ。救急車を呼ぶ際に“119”にストレートに電話をかけるのではなく“♯7119”に電話をして「適切な指示(自力で近所の医者の診察を受けるように・・・など)」を受け本当に必要な人が、必要な時に救急車を利用できるようにというシステムについて説明を受けました。
 しかし、こうしたことで結局救急車を呼ぶということの自粛になってしまわないか。救急医療が受けられなくなってしまうのではないかと心配になりました。
 人の生命を救うために、今、本当に必要なことは何か。医学や科学の発達とだれもがその恩恵を受けることができる社会または政治が必要なのではと思いました。

 私の出身母体であります堺市教職員組合の60周年の記念集会がありました。“パッチギ ラブ・アンド・ピース”の映画と井筒和幸監督の生出演によるインタビュー形式の講演でした。
 監督ご自身の世代は私と同じだと思うのですが、平和への思いそして表現は大変現代風で率直。韓国と日本二つの国の結びつきは歴史的にも、経済的にも深いと改めて思いました。私も数年前にお母さんの留学に同行してきた韓国の少女を担任しました。本当に優秀な子供でした。すぐに日本語を覚えクラスの友達と仲良くなりました。けんかもしていました。韓国と日本の文化を尊敬してまなびあっていました。そこには国境と歴史を超えた新しい関係を思わすものがありました。韓流ブームもあります。日本共産党の野党外交もあります。私は市民外交もあっていいと思います。不幸な歴史を繰り返さないためにも、ふごうりな現実を変えるためにも政治の主人公たる一人一人の国民が、市民が活躍し、対等平等の新しい外交を繰り広げる時ではないでしょうか。そんな思いで“パッチギ ラブ・アンド・ピース”を観ました。なにはともあれ“堺教組60周年”おめでとうございます。ますますの発展を心から願います。
 そして今こそ「教え子をふたたび戦場に送らない」の思いをいっそう強くしようではありませんか。

 「第5回女と男のフォーラム」に参加しました。

ドメスティック・バイオレンス〜愛が暴力に変わるとき〜(講師森田ゆりさん)

 サスペンスの題名のようなタイトルですが、大変意義深いお話でした。
 そのあらましと感想を書かせていただきます。


DV対応の3本柱

1、公衆衛生の問題である。
 なぜか。3日に一人がDVで殺されている。もしエイズで3日に一人が命を亡くしたならば、大騒ぎになって対策がもたれます。DVは、健康/医療上極めて深刻な事態(死)を招く問題なのです。そして、ベストなとりくみが地域の人々への啓発や教育となる問題です。

(森田ゆりさんのレジメから)
・日本女性の4人に1人が夫等から身体的暴力を受けている。
・日本女性の10人に1人が配偶者からの被害を何度も受けている。
・約20人に1人が夫等から命の危険を感じる暴力を受けている。
・配偶者における傷害、暴行事件の被害者の約95%が女性。殺人事件は60%。
・配偶者暴力防止法に基づく保護命令の発令件数は2141件(H17年度)
 そのうち被害者に関する保護命令の発令、退去命令のみ4件。接近禁止730件。両方は190件。
 そのうち子への接近禁止発令は1217件 ・保護命令事件の平均審理期間(H13年10月〜H17年12月)12.2日
・子どもの3人に1人は配偶者からの暴力を知っていた。

 このことは、子どもに大きなトラウマを残す。又、子どもの中に自己防衛機能としての乖離現象(事実を自己の意識から締め出す)が起きる。たびたびあると同一性乖離傷害などの疾患となる。
 DVのある家庭の中で、みられる不文律ともいえる状況は「無関心」母親が父親になぐられて顔を腫らしていても気が付かないふりをする。父親は子どもにはとてもやさしく接する。すると悪いのは母親となる。やがてこどもが大きくなった時、母親に対して暴力をふるう場合もある。
 憎むべきは暴力である。

2、ロールプレイで考える
 森田先生と会場から参加者一人がでて、コントが演じられた。
 設定はエリート社員で超多忙な「モリタクン」と其の彼女の「フミサン」
>ある日,フミサンが職場の同僚数人と映画を見に行こうとしたとき、偶然玄関にいたモリタクンが強引にフミサンを自分の車に誘い連れ出してしまう。
 これをめぐって会場からも意見が出されフミサンの気持ち、モリタクンのきもちが話し合われました。
 DVとは誰にでも起きる問題。ごく身近なこととしてとらえることが必要だとわかりました。

3、怒りの仮面
 怒りには2とおりのものがある。

  1)健康な怒り。1次的な裏も表もない健康な怒り・・大切な感情
  2)二次的な怒り。裏に違った感情が隠されている。

 森田先生のセミナーに通うAさん。DVの本人で、「自分は怒りのコントロールができない。」と言う。しかしそれはちがう。怒りのコントロ−ルができないのではない。なぜなら、自分の職場で暴力をふるうということは全くない。いつ、どこで誰に対して暴力をふるうのかちゃんとコントロールしている。
 また、「妻が怒りを先導する」という。実は怒りではなく其の裏にある悲しみ「誰も僕を大事にしてくれない」の感情が刺激されている。いじめや両親の離婚,体罰などの傷付体験か。

心の応急手当が必要。身近な人、信頼できる人に其の思いを聞いてもらう。

 DVとは、加害者が相手に対する優越と支配の関係を維持する手段として暴力を使うこと。支配の関係が壊れそうな時暴力によって支配を維持しようとする。2人だけの間だけのことではなく社会の問題である。

たんぽぽの叡智から学ぶ

 たんぽぽはサバイバー。逆境を生きる知恵とは。
●不安は伝染しやすい。でも勇気もまた伝染する。
●次世代子育て支援の重要なポイント
 決して戦争をしない社会を保障することー憲法九条
 戦争は暴力。虐待・いじめ・性暴力・・・ありとあらゆる暴力
●私達大人も「自分で感じ」「自分で考え」「自分で選択」する。
●「引き分けよう」「あきらめない」「つながろう」を」綿毛にのせて

 格差の広がり、生活保護の母子加算の削減,自己責任、こどもを安心して産むことができる病院がない・・・しかし。

いちばん悲しいときは  気持ちがわかってもらえないとき
いちばんうれしいときは きもちが通じ合えたとき
いろんな気持ちがあるあなた そのままのあなたでいいんだよ
いろんな気持ちを大切にして ぐんぐん大きくしあわせになる

「気持ちの本」(森田ゆり著 童話館)より


夕日

 幼い子どもの虐待や、いじめ、DV。こうした暴力ほど悲しく辛いものはありません。しかし、森田先生のお話で元気がでました。地球温暖化もそうですが、すべて人によって起きるもの。ならば人の力でなんとかできるのではないでしょうか。一人の力は小さくても集まれば大きな力を発揮することができる。みんなの願いを大切にして、だれもが安心して生きることができるようつながりを太く育てましょう。

前ページ 目次


こんにちは!石本京子です

2007年9月

金岡小学校運動会

9月24日(土)
 「今度、金岡小学校では運動会があります。・・・お時間の都合がつきましたら、ぜひおこしください。」という丁寧なお手紙をもらいました。かつて1年生で担任をした教え子達も早6年生。1年生・2年生と2年間の担任でした。学年は総勢123人でしたが、障害児学級在籍児が4人いたため通常学級は199人とカウントされ1年生は3学級でした。障害児学級在籍といっても大半は通常学級ですごします。教室は43人の「すし詰め」状態でした。入学式の後こどもたちの教室に来られた保護者の方は教室の後ろまでびっしり机がならんでいて中に入ることができませんでした。その後転入児をむかえ、給食準備の事故多発など数々の苦難の末、保護者と教職員の切なる希望がかなって10月1日をもって、4学級になりました。年度途中のことでこどもたちが戸惑うのではとか、新たなクラスがえな何かと問題が起きるのではとか不安材料もありましたが、文字通りみんなの智恵と力で乗り越えることができました。42人から一気に32人になった教室に入っての第1声は、「わあ!教室が広い。」給食準備で食器籠をもったお当番のこどもは「先生,軽い!」でした。授業中の集中もびっくりするほど良くなりました。百の小言より教育条件の改善を実感しました。途中のクラスがえがあったうえ私は2年生に持ち上がりをさせていただき学年のすべてのこどもたちと、親しくなれました。

 そんな子ども達のことですから、何をおいても運動会の最後をかざる6年生の「組み体操」は見たかったのです。9月24日は真夏日でした。暑かった!

運動会01 運動会02 運動会03

 朝礼台に立つ先生はマイクを使わず、しぼりだすようなじ声と笛で指示を出されていました。6年生のこどもたちの真剣な顔がそれに答えていました。次々とポーズが決まりました。二人ひとくみで行なう「飛行機」や「逆立ち」は意外とむずかしいのです。全員ができるようにとどれだけ練習を積んだことでしょう。「ナイアガラ」や「ピラミッド」も成功しました。最後に数人ずつの子ども達が「ありがとうございました」とあいさつをして退場していきました。汗と砂にまみれたこどもたちの顔と手足。この6年間のできごとが次々と頭にうかんできて私はもう涙・涙。涙・・でした。やんちゃ坊主や不登校に悩んだ子がいました。家族をなくした子もいます。この子達の人生はまだまだ始まったばかりです。でも幸多かれと願わずにはおれません。

 真夏日の1日を子ども達と炎天下で過ごした先生達。かつての同僚のみなさん。本当にご苦労様です。しかし、なんて満ち足りたお顔をされていたことでしょう。教育は何ものにもかえがたい魅力ある仕事です。しかし、信じられないほど心身をすり減らす仕事でもあるのです。保護者のみなさんと同じ思いでこどもたちの健やかな成長を願う、この尊い思い、切ない思いが報われることを願います。ひとりひとりの子ども達の成長ほどすばらしいものはありません。それを見守り、支える教職員のいとなみもまた価値あるものです。その評価はけっして賃金に換算できるものではありません。

彼岸花 暑く、熱く燃えた1日でした。自転車に乗って帰る道は、ほほに当たる風がひときわさわやかでした。

前ページ 目次


こんにちは!石本京子です

2007年9月20日

9月議会

 朝夕の風に少しだけ夏の終わりを感じます。が、厳しい残暑は一体いつまで続くのでしょう。みなさまお元気ですか。
 さて今回は、9月議会の様子を少しばかりお知らせいたします。
 今議会の話題はやはり、「シャープの臨海部進出」と「公立幼稚園の9園廃園」問題です。

 “シャープ問題”は大綱質疑で取り上げました。「5年越しの恋が実った」と大田房江知事は喜んだということです。府の補助金は150億円。堺市は127haの固定資産税80%免除など基盤整備にも一段と気合が入っています。
 市は、シャープの堺浜進出による経済波及効果について次のように言ってます。

1、工場建設による効果(初期投資額1兆円・シャープ及び関連事業所)
 *雇用拡大効果;7万人(うち市内分4.5万人)
 *工場建設による直接効果;約8000億円

2、生産活動による効果(シャープ液晶パネル第1工場分)
 *生産活動効果;約1兆1000億円
 *雇用拡大効果;約1万人(うち市内分6千人)

3、税収効果(初期投資額1兆円・シャープ及び関連事業所)
 *不均一課税適応機間(10年間);累計約190億円
 *11年目から10年間累計;約580億円
(税は、固定資産税<建物、償却>、都市計画税<建物・償却>、事業所税法人・個人市民税)

(産業振興局)

 しかし、日本共産党の、この経済効果の根拠を示せという求めに当局は、明確には答えることをしませんでした。共産党市議団は、さきにシャープが進出した亀山市の例をあげました。2600人の従業者のうち正規雇用は800人、非正規雇用は1800人です。しかも地元雇用は30数人ということです。このような実態がある中、堺市の見通しどおりに果たしてことが運ぶとみることができますか。市民に利益をもたらすか。堺市の繁栄につながるか。今後の市の姿勢が問われます。市民の皆さんの厳しいチェックをお願いいたします。

 なんといっても23万筆を超える署名と堺市行財政改革計画(公立幼稚園9園廃止)への1600件を超えるパブリックコメントの力は偉大でした。
 9月13日に行われた文教委員会では、共産党はもとより民主党、プロジェクト堺、公明党など与党会派まで「存続」を願う市民の声にこたえよという質問を行いました。
 私は、今度の市の9園廃園は、「行政改革に名をかりた経費削減」と「私立幼稚園の充足率を高める」以外に何の理由もないと思いました。
 市の姿勢は「地域の理解、跡地の活用など条件の整ったところから順次廃園」です。100年続く市の幼稚園教育の歴史、私立の半分以下の保育料、障害のある子供達の受け入れ体制どれをとっても公立だからこそできることです。あくまで公立存続を求めてさらに運動を強めましょう。

 平成20年度より市立高校では授業料に加えて空調費(クーラー代)年間1800円が徴収されることになります。私はこの議案に対し反対討論を行いました。
 “47教育基本法第10条2項では、「教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行わなければならない。」
となっています。温暖化の今日、空調設備は行政が設置し運用するのがあたりまえではないでしょうか。さらに年間1800円というのは施行のH20年度の歳入はたったの48万円です。H23年度でも147万2000円に過ぎません。ポケットから出して払える金額です。なぜこれをこどもたちから徴収する必要があるのでしょう。
(大阪府は設備費まで含めているので、5000円を超えています!)
 国連人権規約第13条は中等・高等教育の無償教育の漸進的導入を規定しています。ところが、日本政府はこの条項を留保し、高学費政策を続けています。
 締約国142カ国中留保しているのは日本、ルワンダ、マダガスカルの3国です。国連社会権規約委員会は、2001年8月「経済大国」の日本政府がその留保撤回の意思がないことを懸念して、2006年6月30日までの期限をつけて留保撤回を検討するよう勧告を行いました。が、1年たった現在も、回答をしていません。政府は理由として非進学者との不公平、私立学校の割合が高いこと、奨学金・授業料減免制度があることなどを挙げていますが、いずれも正当な理由とは認められていません。
 学費が高いために進学できないこどもたちがいることを一体どう考えているのでしょう。
 堺市の高校進学率は96.3%です。大阪府は97.2%、全国平均は97.7%です。
 さらに、授業料の減免率は26.3%です。授業料でさえ支払うことが困難な状況の中、さらに空調経費まで負担させるなど、もってのほかではないでしょうか。
 困難な今日をきりひらく力は,教育しかありません。行政はだからこそ高校進学の門戸を大きく広げなければならないと思うのです。日本共産党は反対いたしました。

 今議会に2本の陳情が寄せられました。
 1、司書職員の採用
 2、指定管理者制度の導入をするな
 3、資料費を増やせ
 4、図書館協議会委員の公募
など、が其の主旨でした。
 私は文教委員会決算分科会で質問しました。明らかになったことは、
 ・資料費は全国平均を大きく下回ること(大阪府下最低!)。
 ・にもかかわらず堺市の図書館運営状況はかなり良好だということ。
 ・それはひとえに職員の皆さんの工夫と努力。そして職員の司書比率が全国的にも高いことによるもの。
です。
 堺市が文化都市をめざすなら、今議会によせられた陳情、市民の貴重な意見をしっかり生かさなければなりません。

 日本共産党の大綱質疑では、「教育条件の改善」をとりあげました。「全国学力テスト」で競争と序列化をいっそうあおるのではなく、少人数学級をはじめとする教育条件の改善によって、すべてのこどもたちの健やかな成長を実現せよと迫りました。
 特に小学校3年生への拡大は、切実なものです。大阪府で今年度より1・2年生に35人学級が実施されました。ところが3年生は40人学級です。来年度3年生が今年に引き続いて減学級となって教育困難の状況が生まれます。これは避けなければならないのではないでしょうか。
 仮にせめて38人学級が新3年生に実施されたとすると、堺市で6学級分。約4200万円の予算でできることです。
 シャープの堺浜進出で、当初の事情が変わり計画そのものの転換が必要なLRT(東西鉄軌道)事業に巨額の税金を投じるのではなく、教育条件の改善にまわすことで、税金は生きるのではないでしょうか。

「皆さん、がんばりましょう。では,またお便りいたします。」

前ページ 目次


こんにちは!石本京子です

2007年8月

原水爆禁止2007年世界大会長崎に参加しました。

原水禁大会01  6月7日〜9日にかけて長崎で行われました。私は初参加でした。学生時代から、代表派遣の募金活動などには取り組んできましたが、参加は初めてです。大阪原水協からは、約360人。堺の38人は医療や福祉などの職場、「9条の会」などの団体からの参加でした。若い方が多く大変頼もしく思いました。

8月7日
 新大阪発7時32分の新幹線で九州博多へ向かいました。大阪代表団は、博多からバス6台に分乗し、長崎をめざしました。途中グラバー園で昼食休憩。皿うどんや中華料理の豪華なランチをいただきました。
 私は、歌集を用意させていただき、「青い空は」や「ねがい」「原爆許すまじ」「折鶴」「LOVEアンドPEACE」など車中に平和のうたごえを響かせました。

<開会集会>
 長崎市民会館で行われました。第2、第3の会場も用意され参加者は6500人にものぼりました。海外からの参加者・政府代表、被爆者の方、青年、各地域原水協など多彩さに圧倒されました。

8月8日
 私は、分科会5「止めよう戦争への道、守ろう憲法9条」に参加しました。350人集まりました。はじめに、話しあいの方向についての問題提起や助言的な意見表明がおこなわれました。
 全労連副議長の柴田さん。彼女は全教女性部長だった方で、久しぶりにお話ができてうれしかったです。柴田さんは「参議院選挙の結果は憲法改悪ノー。憲法記念日の調査でも国民の8割が憲法9条を評価している。諸外国からの参加もまじえて意見交換・運動の交流を」と言われました。
 原爆症認定訴訟長崎の弁護団の中村弁護士は、
「自分は長崎生まれの長崎育ちの被爆者です。原爆症認定訴訟に関ってきた。被爆者は様々な症状、病気(ガンなど)を持っている。そのために政府の認定を求めるがいつも却下される。だから全国で裁判が行われた。次々と勝訴となっている。しかし国はその認定基準を変えようとしない。
 アメリカのネバダ州の砂漠で行われた実験で爆心地から2km離れると放射線の影響はなくなった。だから長崎の爆心地2・45kmで被爆した松江さんは、被爆数日後脱毛したにもかかわらず認定されない。政府は被爆のためではなく栄養失調とストレスによるものとして認定を拒否した。現在の被爆者は25万人と推測される。しかし認定されているのはわずか2200名にすぎない。S20年9月6日GHQがだしたパーレル声明は『原子爆弾の投下によって死ぬものはすべて死んだ。今苦しんでいるものは一人もいない。』というもの。このため赤十字社などの救援はすべてストップ。プレスコートもしかれ医療などすべて対応をおくらせた。日本の政府はアメリカのいいなり。占領政策に追随し、被爆者を見殺しにした。今もなお、政府はアメリカのいいなりに憲法を変えようとしている。アメリカの核政策に追随、容認して、原爆の被害を認めようとしない。安倍首相は『原爆症認定基準のみなおし』を発言した。1歩前進ではあるが今更何をの思いである。ただちに控訴を取り下げるべきだ。(しかしこの後、国は熊本地裁にまた控訴!)
 憲法9条は戦争放棄。交戦権を否定。戦力の不保持を明記。国連憲章より1歩先んじたもの。世界で唯一原爆の被害を受けた日本だからこそ憲法9条を変えさせてはならない。戦争の惨禍は被爆者のみならず、すべての国民が負ったもの・・・。」
 力強い訴えでした。

韓国〔民族和合をすすめる会〕
 78歳のチョさん。小学校は朝鮮で、その後日本で教育を受ける。東京大学に入学し、教授として勤務。だから日本に感謝しているし誰よりも理解していると思っている。日本の平和憲法は太平洋戦争の後始末としてつくられたもの。アメリカの手で造られたものであっても、・・単に日本のためにだけ作られたものではない。だから外国人である私が日本国憲法について発言しても決して内政干渉とはならない。韓国では日本の憲法に見習って憲法を変えようという運動がある。世界の理想を体現したものとしてもっと日本国憲法に誇りをもたなければならない。
 日本の今日の経済大国化は、日本国憲法9条があったから。
 中山一郎氏の著書の中でも書かれているが、戦前には想像もつかなかった戦後の経済発展は

 1、平和憲法の下での軍事費の削減
 2、農地改革
 3、労働組合の結成による、所得分配の改善

 そして、この根底にあったものが憲法9条・・・。
 納得しました。そして、今この3つの要因のうち「平和憲法」と「所得の分配」が大変危うくなっているのではないかとあらためて思った次第です。
 その他のイギリスやドイツからの報告、全国各地からの憲法9条守れの運動の報告も教訓と感動に満ちていました。やはり住民過半数の署名集めなければなりません。憲法9条を守り核兵器を廃絶する決意を新にしました。

 午後は灼熱の長崎市を平和公園、原爆資料館、浦上天主堂、永井博士の如己堂など見学しました。

 夜は「女性のつどい」です。コーラスで始まり海外や女性各分野の多彩な報告がありました。なかでも被爆された方の体験には心うたれました。長崎市の平和祈念式典での平和宣言の起草委員のひとりでもある下平さん。「防空壕に避難していたため、妹とふたり生き残ることができた。自宅焼け跡にもどると真っ黒にこげた姉の死体をみつけ『お姉ちゃんだ』の言葉しか出なかった。そして続いて発見したお母さんの死体『おかあちゃん』と呼んで手にさわると灰になってぱらぱら崩れ落ちてしまった。父親も兄もなくなった。真っ暗な防空壕の中で、妹のきずついた腹部に蛆虫がつき、肉を食う音を聞きながら幾晩もすごした。妹は『くさい』といじめられることもあり『死んで、みんなのところへ行こうと』言う。そしてある日電車にとびこんで自らの命を絶ってしまう。なぜ、『生きよう』と妹を励ますことができなかったかと悔やんでならない。自分も死にたいと思ったが自分が死ねばお墓を守る人がいないからがんばって生きてきた。久間元防衛大臣の『しょうがなかった』発言は絶対許すことはできない。」

 つどいのおわりに「青い空は」のうたを歌いました。「父の、母の、兄弟達の命の重みを・・」のところは胸がつまって歌うことができませんでした。

原水禁大会02 戦争の事実を知ることは大切です。沖縄の「集団自決」も同じです。どれだけむごいこと悲惨なことが起きたか。どれだけ辛く悲しい思いをしなければならなかったか。この事実をしっかり後世に伝え、二度と戦争を繰り返してはならない。現在2万6千発にもふやされた核兵器を絶対使わせてはならないし、1日も早くなくさなければならない。これが今を生きる私たちの責任だと強く感じることができました。
 最後の閉会集会も感動的でした。

「核兵器のない平和で公正な世界を」の思いを日本全国の仲間と世界中の仲間と共にすることができました。平和への希望がわきました。

前ページ 目次


ヘリコプター初体験(新任議員研修)

2007年8月

7月2日ヘリコプターで、300メートル上空から堺の町を視察いたしました。

大阪市消防局には2台のヘリコプターがあります。「おおさか」と「なにわ」です。(私たちが乗ったのは「なにわ」です)
全国的にも都道府県で1台ずつぐらいしかありません。3月の能登半島地震の時には大阪からの出動が、いちばん早くて、大変喜ばれたそうです。
「なにわ」の性能等は次の通りです。
機体形式:アエロスバジアル式AS365N2型
全長:13.68M
エンジン型式:ツルボメカ式アリエル1C2型
最大出力:733HP×2
全備重量:4250Kg
座席数:10席
燃料搭載量:1158リットル(915Kg)
巡航速度:254Km/h「八尾から堺まで約4分で到着」
航続時間:3時間20分
人員吊り下げ装置:能力272Kg
機外吊り下げ装置:能力1600Kg
ヘリコプター1機の代金約8億円。維持費は年間2億円。半額を大阪市が、あとの半額は大阪府下の市町村で分担しているとのことでした。

<私の感想>

 真っ赤な機体で飛行する姿は大変迫力がありました。近くに来ると、エンジンの音とプロペラの起こす風のすさまじいこと。臨海の新日鉄跡地の丈の高い草が風になぎ倒されていました。上空から見た堺市は思ったより緑がめだちました。見なれた建物や道路が目の下に見え、あらためて自分自身もふくめ堺市に暮らす83万市民の存在を感じました。
 ヘリコプターの乗務員は、操縦士と副操縦士そして整備士の3人です。乗客は4人でした。「安全には万全を期しています。」と言われていましたが、たしかに安全を感じました。でもそのための費用は相当なものです。安全とは本来お金や人を使うことではじめて守られるものですね。鉄道も自動車も、学校も食品も医療も・・・安全第1。経済効率はその次ではだめなのでしょうか。市民のみなさまの貴重な税金を使わせていただいて貴重な体験をさせていただきました。

前ページ 目次


こんにちは!石本京子です

2007年7月

―ILO・ユネスコ調査団派遣―

「日本の教員評価制度 ―勧告の基準満たさず」
5月28日付の朝日新聞にこのような記事が掲載されていました。

「国際労働機関(ILO)とユネスコの共同専門家委員会(CEART=セアート)が年内にも日本の教員の地位をめぐって調査団を送ることが明らかになりました。」
 これについて私は、文教委員会で一般質問を行いました。事前に教育委員会に問い合わせを行いましたが、「知らない。」府教委も市教委を通じて問い合わせたところ「文科省の通知等もないのでわからない。」とのことでした。(!)それで私は直接文科省へ電話で問い合わせてみました。初等中等教育局企画課調査係のY氏とお話しましたが、これが、困ったことに、全く会話にならない対応でした。全教の申し入れの中身で、開催地のひとつに大阪がありましたのでその対応をまず聞きたかったのですが。「言う必要はありません。全教がかってに意見表明しているだけですから。」の一点張り。私は市議会で質問するために必要な情報がほしいと何度いっても、まともに答えない。私も頭にきて思わず「ほかの人に電話かわりなさい!」とどなってしまいました。かろうじて聞き出せたことは,「CEARTからの調査の手紙は受け取った。調査は、受ける」ということです。Y氏はまだお若い方のようでしたが、一体何を考えたのでしょうか。理解できません。
 ともかく文教委員会では質問いたしました。
 教職員評価のあり方、賃金へのリンクなどの問題点を学校現場の勤務実態や教職員の生の声を紹介してその改善を迫りました。改善の具体的な回答は得られませんでしたが、堺市の教育が子供達の発達を保障するもの、よりよいものにするため、「教職員評価」のあり方について、今後も粘り強く取り組みます。

―朝日新聞の記事から

「監視し促進へ」
 ILOとユネスコが1966年にだした「教員の地位に関する勧告」は、教育の目的で最も重要なものは、「平和のために貢献すること」と指摘し、「教員の正当な地位」の重要性を強調しています。教育の仕事は専門職だとして、「厳しい継続的な研究を経て獲得され、維持される専門的知識及び特別な技術を教員に要求する」としています。だからこそ学問上の自由を享受することや、さまざまな権利を認めています。教員評価についても「教員の仕事を直接評価する場合にはその評価は客観的でなければならずその評価は当該教員に知らされなければならない」「教員は、不当と思われる評価がなされた場合に、不服を申し立てる権利を持たなければならない」と定めています。政策を決めるときに教職員団体がかかわる事も述べています。この「教員の地位に関する勧告」の適用を監視し、促進するのがCEARTです。ILO、ユネスコが任命する12人の著名な法律家や教育学者からなっています。文部科学省がすすめている「指導力不足教員」の認定と排除、賃金や処遇などに直結する人事考課制度などの新しい教員評価制度は、「教員の地位に関する勧告」に真っ向から反するものです。
 「指導力不足教員」で言えば文部科学省のいう「指導が不適切」の定義があいまいで、実際は都道府県教育委員会に判断はまかされています。
 静岡県教育委員会の例では、「職務上の指示・命令に率直に従わない」「自分の考えをもたない」「コンピューター活用能力に欠ける」などが列挙されています。恣意的・主観的な判断になる危険性があります。「指導力不足」と認定された教員は、学校からきりはなされて研修を受けますが、「雪かき」「倒木の運搬」など懲罰的なものとなっていることも明るみにでています。

「部分的改善も」
 CEARTは03年、全教の申し立てを認め、勧告をだしました。「指導力不足教員」政策については“不服を申し立てる権利が教員に与えられている証拠がない”などをあげ、「教員の地位に関する勧告」の水準を満たしていないとしました。
 新しい教員評価制度についても、教員団体との十分な協議が欠けていることや、主観的評価がおこなわれているのは明らかと指摘しました。
 全教はCEARTの勧告を「日本の教職員組合運動の共有の財産」と見解をだし、勧告をもとに制度改善を求め、部分的ですが改善も勝ち取ってきました。
 調査団は、CEARTのこれまでの勧告に基づいた助言などをおこなうと見られています。
 全教はCEARTに対し、文部科学省や教育委員会、教職員組合からの調査には、政府代表と教職員組合代表を同席させ、傍聴もできる公聴会方式にすることなどを求めています。

(内野健太郎)

 朝日新聞社の内野記者の署名記事でした。私はこの記事を読んで、教育における世界の流れは、教員の地位の保護であり、学問上の自由であることを確認いたしました。「教育再生会議」とのあまりの違いに愕然としました。子ども達の発達をどう保障するか、教師の地位の保護と学問上の自由をどう守るかまさにこれが本流です。これを力にがんばりましょう。


前ページ 目次


これで安心!通れます

2007年6月4日

 「歩道がめちゃめちゃ。自転車ではとおれないから、車道を通るんだけれど、こわくて……。何とかなりません。」
 5月8日ご近所の集まりで、でた話でした。富田林線沿いの元スーパーがあった、白鷺3丁目に見に行きました。スーパーがあった時には人の出入りもあったのですが、今は、マンション建設をひかえて塀でかこっていました。
 草がぼうぼうと生え、アスファルト未舗装の部分は石やタイルのようなものが露出して、一言でいいますとめちゃめちゃでした。
 南部整備事務所に早速連絡をとり対処していただきました。現地調査のときには、住民の方にも立ち会っていただき、6月1日には完了でした。これで,自転車も車椅子もベビーカーも本当に通りやすくなりました。住みよい町づくりをこれからもごいっしょに進めましょう。

舗装前  舗装後

前ページ 目次


石本京子がんばります!

2007年5月

 「頑張ってください」と手を握って励ましてくださった方々の顔が、今もしっかり目に焼き付いています。「70歳をすぎて医療費がこんなにかかるなんて…」と声をつまらせた方や、「白鷺駅のエレベーターを実現してほしい」と一人で300人分の署名を集めてくださった方との出会いがありました。私の当選のために心血を注いで頑張った党員や支持者のみなさんの思いを、決して無駄にしてはならないと思っています。
 政令都市のなかでいちばん高い国保料・介護保険料の引き下げを、なんとしても実現しなければなりません。市民の暮らしを支え命を守る社会保障を、実現しなければなりません。今年もまた住民税の大増税です。私たちの税金は、無駄な公共事業ではなく市民の命と暮らし、子どもたちの健やかな成長を保障する保育や教育のために使われなければなりません。住民福祉の向上という地方自治体の本来の役割を果たすために頑張ります。

 (大阪民主新報2007年5月13日号掲載)




前ページ 目次




.